吉田恵美公認会計士事務所のブログ

吉田恵美公認会計士事務所のブログです。 会計に関する所感や日々の出来事などを発信してまいります!

雑誌「企業会計」

経理マンだった父は、毎月「企業会計」という雑誌を購読していました。

実家の私の部屋に大きな本棚が置かれていたため、子供の時から「企業会計」の背表紙を眺めて過ごしました。

とは言っても、学生時代に、会計学の論文を書く際に大学の図書館で参照したくらいで、その後は手に取ることもなく過ごしていました。

すると、先日の新聞広告で、今月号が「福沢諭吉会計学」とあり、興味を惹かれてアマゾンでぽちっとしていました。

 

 

Accounting(企業会計) 2016年 03 月号 [雑誌]

Accounting(企業会計) 2016年 03 月号 [雑誌]


息子を保育園に送り込んでから、ノマドのためにやってきたコメダでさっそく読んでみたところ、特集だけでなく、大満足の一冊でした。

 

公認会計士業界は圧倒的に慶応卒の方が多いのですが、日本の簿記の歴史を作ったのは福沢諭吉だからなんですよね。

「帳合之法」が近代簿記の幕開けであることは知識として知っていたのですが、その背景や、その後の展開等、とっても面白く読むことができました。


さらに、東芝問題について元公認会計士協会会長で、元中央青山監査法人理事長の奥山さん、住友ベークライト㈱顧問の方、大和総研のアナリストの方のインタビューも載っていました。

会計士の意見、会社側の意見、アナリストの意見と三者三様ですが、私はやはり会計士よりの考えを持っているんだということははっきりしました。

 

専門雑誌の定期購読をどれにしようか悩んでいたのですが、実務チックすぎるとすぐに積読になってしまう私なので、意外とお手軽に読める「企業会計」にしようかと一気に心が動きました。

 

ちなみに、あとがきにもありましたが、今回の特集は、朝ドラ「あさが来た」の人気にあやかって組まれたもののようです。

五代さんが作り、あさも講師を務めていた大阪商業講習所でも、慶応出身者により、「簿記」の指導が行われていたようです。

会計士的には、ドラマの一場面で、あさが複式簿記に触れ、「これは、お金の流れがわかりやすいですなぁ。びっくりぽんやぁ!」って言って欲しかったなぁ。

 


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